こんにちは、のりこ鍼灸院です。

先日お越しの患者さま。コロナ自粛により4か月ぶりの鍼灸治療でした。

自粛期間中の疲れが出たようで、

「めばちこが繰り返しできるんです!」

と見せてくれました。この日は左目の上でしたが、この前は右に、と再発を繰り返していた様子。

 

めばちこ(ものもらい・麦粒腫)は細菌感染によるものです。

黄色ブドウ球菌などの細菌が増えることで皮脂腺が化膿し、炎症を起こしてしまうのです。

黄色ブドウ球菌といえば食中毒の原因にもなる菌。怖い菌のように感じますが、これらは常在菌です。

常在菌とは < 健康な体にも存在する菌 > で、誰しもが共存しています。

では何故めばちこができるのか。

それは免疫力の低下です。

疲れやストレスなどで抵抗力が落ちると感染しやすくなります。

 

ということで、全身調整の鍼灸とめばちこ治療を行いました。

めばちこ治療って何?って思いますよね。

めばちこに効くツボがあるんです!

「二間(じかん)」というツボで、人差し指にあります。ゲンコツを作るとできる突起の前です。

ここにお灸をすると、腫れが早く治まります。

薬局にもお灸は売っていますので、めばちこがなかなか治らないとお悩みの方はぜひ試してみてください!

 

この方はめばちこでしたが、別の患者さまは膀胱炎になったとおっしゃっていました。

症状は違いますが、膀胱炎も免疫力の低下で引き起こされることが多いです。

 

繰り返す症状でお悩みの方は慢性的に免疫力が低下しているのかもしれません。

めばちこや膀胱炎は体のサインと思って、病気に負けない体作りを始めるのがおすすめですよ。

 

自己治癒力を高める鍼灸治療をぜひお試しください!

 

※過去ブログより。ヘルペスがでなくなった患者さまの話。よかったらこちらもお読みください。→ 鍼灸で免疫力UP!