こんにちは、のりこ鍼灸院です。
台風19号、大きな台風でしたね。今週末もまた雨のようです。
雨の前後は、なんと予約が増えます。
「頭痛がひどいです。」
「後頭部の辺りが重くて、、。」
「治まっていた膝がまた痛くなってきました。」
といった感じです。
雨・台風というと低気圧。
この低気圧によって、頭痛、関節痛、めまい・耳鳴り、ぜんそく、脱力感といった症状を訴える方が多数おられます。
気圧の変化によって出る症状のことを、総称して「気象病」といいます。
この気象病は昔からありますね。天気が悪いと古傷が痛む、もこれです。
では、なぜ気象病を発症するのか。
それは自律神経の乱れによるものです。
気圧の変化に体を適応するため、自律神経が活性化されます。その調整がうまくいかないとバランスを崩してしまい、上記のような症状が出るのです。
では治療はどうするのか。
東洋医学では症状を診ますので、
頭痛・関節痛なら、気滞かな?
めまい・耳鳴りなら、腎虚かな?
脱力感は気虚かな?
※ぜんそく(気管支ぜんそく)は少し複雑なので、別の機会に改めて説明します。
という風に考えて、体質に合わせた鍼灸治療と、症状に合う特効ツボ(頭痛に効くツボ、耳鳴りに効くツボ)の鍼治療をして症状を和らげます。
辛い症状を楽にして、自律神経を整えていきます。
気象病による体調不良は鍼治療がとても効きます!!
1度の施術で楽になる方がほとんどです。
低気圧というきっかけで引き起こされるものなので、発症したばかりの症状に対して鍼はほんとによく効きます。
治療の翌日、楽になった!という方が多いですが、早い方だと、施術後に楽になった!と揚々とお帰りになりますよ。
雨の度に調子が悪くなる、、というタイプの方は週1回治療を受けることをおすすめしますが、毎年10月だけ体調崩す、台風がくるとつらくなる、という、気象病は年に数回だけというタイプでしたら、辛いときに施術を受けるだけでも楽になると思います。
自律神経の乱れは病気の入り口です。
大きく体調崩す前に、入り口の段階で元に戻すと、体もこころも楽ですよ。
これわたしだわ、と思ったら、ぜひ鍼治療を受けてみてください。
ご予約お待ちしています。